赤雫☆激団目次

英雄クロニクル
オーラムに所属する赤雫☆激団です
お話
すべての始まりプロローグ
すべての始まり
5・6期
7の巡りへ
短編
ゲストあり。
エミリアちゃんとどじっこ組合と赤雫☆激団
ギルドどじっこ組合に入った赤雫☆激団。書いたのは12期。
7期
プロローグ・ダリア
単編:ドロシーと母の日
単編:ジャラヒとリエールさんち(ゲスト話)
8の巡りへ
8期
第1話 ロイと仲間たちと
第2話 手に入れた力
第3話 その後の話
9の巡りへ
8期RPログ
   
9期
その1
その2
その3





その4
その5~9期ED~
4コマ
  
幕間短編
らぶりーべいべー(9期頃の話。ジャラヒとリオディーラ)
10期
幕間短編<リオとダリア>
幕間短編<ドロシーとジャラヒとジェイン>
幕間短編<ダリアとジェイン>
幕間短編<ロイとシアン>
幕間短編<ダリアとセリラートとジェイン>
戴き物】【SS】未だ遥かなる黄金郷(N.H.N.B隊さまより)
ストーリー
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7(10期完結)






赤雫☆放送局
じゃら★らじ
ロイつな
11期
ストーリー1
ストーリー2
ストーリー3






いただきものSS
【SS】物語を繋ぐモノ【short story】byナンバーズ・ラボ
第12期
ストーリー1
ストーリー2
ストーリー3
ストーリー4
ストーリー5
ストーリー6
ストーリー7
エピローグ
第13期
幕間短編
クリスマスと魔王(ダリアとロイとジャラヒのコメディ話。ゲストは幽しの剣のルゥチェちゃん)
3分間電話の日(ダリア→ジェラルド)
3分間電話の日(ダリア→ブラン)
ちょっと注意もの短編
たまくんとジャラヒ
13期
長編サツヤ編
その1
その2
その3
短編
くりすますですばとる
だれもいないところで。
アイドルとジャラヒ(アジサイProの花音ちゃんと導くんをお借りして。withジャラヒ)
ロイとシアンの結婚挨拶
頂き物
amabile月的歌劇さんに頂きました!紅音さん素敵…!紅音さんとシアンとロイ)

IF話
黒雫
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2025-08-04 : 目次 : コメント : 0 :
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ろいつなろぐ

「ジャララジ!」
「今夜もロイTonight!」
「…おれのほうが2秒早かった」
「っく…」
「そーんなわけで、すっげえ久しぶりの赤雫☆放送局ジャララジ!各所からあつーいリクエストを受けてしばしのふっかあっつ!
こんばんは!ジャララジDJ。ジャラヒ・ワートンだ!みんな!久しぶり!…始めましてのやつもいるかな?よー。変なラジオっぽい何かだけど、のんびり聞いてくれ」
「…こんばんは。パーソナリティの岸辺ロイだ。あとおれが3秒言うの早かったら今夜もロイTonightだったのに…。悔やんでも仕方ないな。ダサい名前になってしまったけど、金髪ヤンキーだけだとラジオにならないから、おれもがんばるよ」
「おれの記憶が正しければ、ラジオにならないような変なボケばかりしてたのはお前の方だと思うんだが…」
「えーっと、この放送はだね。おれたちが、気になることを話したり、ゲストを呼んだりておしゃべりしたり質問したりするラジオだよ。一応6回目の放送になるのかな…今回は、ひさしぶりだし、ゲストなしで。最後までお楽しみください」
「えーっと、とりあえず曲流しとく。一曲目。レインボーRIOで、『恋するぷりんはプディングじゃない』」

軽快な音楽と共に、レストランでプディング頼んだら甘くない蒸した卵料理が出てきて、プリンを期待していた少女の悲壮感が歌われる。
明るい曲調の中に光る切なさが人気のPOPソングだ。

「いい曲だなあ…レインボーRIO。いったいなにものなんだ」
「へー、プリンとプディングは違うんだな」
「あ、それな。リオにも言って聞かせたんだけど、あいつが好きなプリンもプディングなんだよ。プディングは卵をバターとか牛乳とか混ぜて固めた料理の総称だからな。いわゆるプリンのような甘いものもあれば、甘くないものもあって、結構店によって違うんだよなあ」
「で、プディングとやらが出てきてリオ大丈夫だったのか?」
「家に帰っておれがプリン作ってやった。あまいやつ。あ、でも店のプディングも美味かったぞ」
「甘やかすなあ。…まあいいや、次のコーナーいこう!」
「次のコーナーって、おれ何も考えて来てないぞ」
「え?準備が趣味のお前が、何も考えてきてない…だと…どうするんだよ。ほら、最近気になることとか何かないのか?」
「準備が趣味とか余裕がない男みたく言うな!急だったから何もしてねえよ。いい機会だからおれの好きな曲持って行こうってきただけで。気になることって言ってもなあ…」
「ほら、何かあるだろ?新クエストのちょっと頭のおかしいピンクのやつの性別はどうなのかとか。新EFの魔方陣かマントラがかっこよくて震えるとか。聖域紛争はやっぱりちょっと触れたら駄目なやつなのかなとか。けっきょくダンジョンにいるモンスターの中で、どれが一番美味いのか、とか」
「全部おまえの気になることだ!あと番組復活早々ちょっとツッコミに困るようなのはやめよう!」
「聖域っていまどうなってるんだ?」
「今期メインのお前の方が詳しいだろ!?」
「帝国の拠点が落ちるとかなぜか落ちないとかまでしか…」
「しらないことを下手に言うんじゃない!」
「すごい力が働いたってきいた」
「さて!ここでもう一曲!人気アイドル紅葉空デビューシングル『甘いお薬』」

キャッチーな音楽に乗せて、可愛らしい2人のアイドルの声が響く。

「いやあ、いい曲だったな。思わず踊りたくなるような」
「おれも、これはCD持ってるよ。喫茶店の看板娘の女の子が歌ってるんだよね。紅葉ちゃんと、クウちゃんだったかな。セフィドの喫茶・紅葉に行ったら握手もしてもらえるとか」
「お前詳しいな。アイドルなんて興味なさそうな顔して」
「喫茶店が気になってるだけだよ。和風喫茶なんだけど、最近取り入れた洋風クッキーも美味しいらしくて」
「嘘つけ!喫茶店に肉はねえだろ!クッキーて。お前とクッキーとか違和感でしかない!むっつりめ!」
「おまえに言われたくないな。ヘタレヤンキーが」
「なんだと…!って、いかん。公共の電波で喧嘩してる場合じゃないな…。次いこうぜ次。次は…」
「うん、次のコーナーは、曲中にじゃんけんで決まった企画!『突撃!ダンジョン肉』~!!」
「っく。おれは、新EFかっこよさ対決のほうがよかったんだが…!」
「それは声だけじゃどうにもならないだろ」
「いやいや、カッコイイ新EFに一番よく合う掛け声を考えよう企画なら…」
「おまえの考えることって結構地味だよな」
「ダンジョンでモンスター狩って調理する企画も充分地味だろ!?」
「さて、この企画は、ダンジョンで出会ったモンスターをおれが調理して、ジャラヒが食べて感想を言う地味な企画です」
「え?おれが食うの!?」
「いやあ、食べるだけの地味な企画で本当に申し訳ないなあ。なにせ、食べるだけだからなあ。地味だし、大丈夫だよ」
「いやいや!よく考えたら、モンスターなんて食えるのかよ!地味とか派手とかそんなんじゃねーだろ!」
「さて、『突撃ダンジョン肉』!第1匹目の肉は呪いの銅貨です!!」
「肉じゃねえ!」
「えーっと、アシュター、こっちこっち。えーっと、新鮮な肉を用意するために、さっき、アシュターに狩ってもらってきたんだ。アシュターどうだった?」
「あ、はい。えっと、『突撃ダンジョン肉』狩りアシスタントのアシュターです。母さんに言われて狩ってきたこの呪いの銅貨!見てください!」
「おお、さすがわが息子。すごいな!でかい!銅貨なのにでかい!これ、もう金貨を名乗ってもいいんじゃないかってくらいでかいな」
「銅だから銅貨だろ。あとお前の家族関係におれはツッコまないからな」
「この肉厚な銅貨!リスナーの皆さんにお見せできないのがとっても残念です。…が、きっと、ジャラヒさんも気に入ると思いますよ!」
「ありがとうアシュター。いい肉をとってきてくれたよ」
「肉じゃねえって。銅だよ銅」
「さて、この肉をおれが調理するわけだが…」
「銅だって」
「ここは、この肉厚さを利用しつつ、呪いの銅貨らしさを失わないために、呪いの銅貨をしっかり煮込んだ、名づけて!呪いの銅角煮!!!!」
「銅貨らしさとは」
「あ、銅貨と角煮をかけてみたんだ」
「そこは聞いてない」
「さてさて、作り方は簡単!まず、呪いの銅貨を角になるように切ります。こう、ほら、ちょちょいのちょいっと」
「それって歴戦の剣士か料理人じゃないとできないんじゃないかなっておれは思う」
「にんにくと、生姜と、酒で煮込むよ。紅茶のティパックいれると、銅貨がちょっと柔らかくなるかなって、ドロシーが言ってたけど、おれは銅貨の歯ごたえ大事にしたいから酒だけかな」
「おまえの歯強すぎだろ」
「ある程度煮込んだら、火を止めて少し放置するよ。そうすると、銅貨の油がにじみ出てくるから、それを捨てよう」
「それたぶん、油じゃなくて、錆びとかちょっといけない何かだと思う」
「油を取り除いたらまた煮込もう。40分くらい煮たらいいんだけど…今日はラジオで時間もないし…圧力鍋もないし。こういうときは、ほら、ちょちょいのちょいっと魔方陣描いて」
「」
「時間を圧縮させて、銅貨にぶつけたらできあがり!あ、結構近寄ると熱いから、熱さにびっくりして圧縮精度間違えると、ブラックホール呼び込んじゃうから注意な!」
「んなあぶねーの使うなよ!」
「な!簡単だろ?ってわけで出来上がり~!っていいたいとこだけど、一日放置したやつのが美味いから、もうちょっと時間圧縮かけてっと。よし!完成!『呪いのどうかくに~』♪」
「なにその不安定になるリズム」
「天下の青猫もどきロボットが秘密道具出すときのリズム。覚えておいて損はないぞ。っと、さて、ジャラヒ。おまえにこのすばらしい肉を食べる権利を与える!」
「まだ肉と言い張るのか…えー…これ食うの?」
「はやく食べろよ。尺おしてんだぞ」
「うう、よ、よし。えーっと。いただきます。うん。匂いは悪くないな。で、肝心の…呪いの銅貨?…これ、なんか、やばい瘴気が…」
「あー、そのアクの強さがいいんだよ。好き嫌いもあると思うけど。嫌いなひとは、しっかりアク抜きしたらいいと思う」
「できるならしろよ!どうみてもやばい紫色の瘴気がただよってんだろうが!」
「おれはそっちのほうが好きなんだよ。瘴気を取り除きたい人は、一週間陰乾ししたあと、二週間聖水につけてください。はやく食え」
「よ、よし。いくぞ。…ぐにって…今、銅貨がぐにってした…」
「銅貨じゃなくて肉だからあたりまえだろ」
「なんか、ぐにってしつつ、つーんとくる銅の匂いが、角煮の匂いにまぎれてて、……のみ、飲み込むぞ。ごくり。味は、うん、角煮の甘さがふわっと広がって悪くないけど、このぐにって感触が、初めての感覚っていうか…ん?」
「どうだ?」
「なんか…おかしい…味は悪くなかったが…にゃんだ…?にゃんか、体がおかしい、にゃー」
「ふーん。それが当たったか…」
「にゃ?」
「呪いの銅貨を食べると、ランダムで何かの呪いが当たるんだよ。それにしても猫化の呪いか?あざといなーお前」
「にゃんがだ!!あほ!!!!最初に言え…!にゃ!!」
「いや、いつつっこむのか待ってたんだけど、おまえ、銅にしかつっこまないから、いいのかなーって」
「今すぐ解け!にゃ!」
「いや、この世界って、ステータス異常ってないだろ?解けるのかなそれ」
「にゃに!!!??」
「ミルフィアさんあたりの高等白魔術使いなら解けるんじゃないかな、たぶん」
「…!!!ちょっと行ってくる、にゃ!おぼえてろよ!にゃ!」

「えー…っと。そんなわけで、今夜もロイTonight。そろそろお別れの時間です。えーっと、次回もダンジョンで肉狩って料理しようかなーと思ってるので、試してほしい肉とか、食べたことある肉とかあったら、赤雫☆激団の方に教えてくれると嬉しいな。
では、今宵もありがとうございました!
えーっと、ジャラヒはどっか行っちゃったんだけど…まったく、最後まで責任持ってほしいよな?えーっと、そんな金髪ヤンキージャラヒと、肉の料理人、岸辺ロイでお送りしました。
では!また次の夜に!」
2018-11-13 : SS : コメント : 0 :
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ジャララジログ

「わかってた。命は短いと。短いから懸命に生きるのだと。あいつは…懸命に生きたんだろうか。ああ、懸命だったに決まってる。おれのせいで、その生を全うは出来なかったけれど、いつだって一生懸命だった」
「こんばんはー。今宵も良い月だね。今夜もロイTonight。パーソナリティの岸辺ロイだ。今日もよろしく」
「おれはあいつに何もしてやれなかった。本当のあいつは、あんな最後を迎えるはずじゃなかったのに」
「第7回目の放送の今日は…って、鬱陶しいな。どうした」
「野菜が枯れた。庭の。エンドウ豆」
「あー。お前が植えてたやつだろ。おかしいなあ。お前がいない間朝、昼、おやつ、夜、夜食と水やりまくってたんだけどなあ」
「おまえのせいかーー!!土が乾かない程度でいいんだよ!週に2,3回で!大丈夫にしてたんだよ!」
「暑くないようにって、気を使って冷気魔術もぶつけてやったし、おれも気を使ったんだが…」
「エンドウ氏は寒さに弱いんだよ!!!おまえわかってやってないよな?」
「当たり前だ。エンドウに恨みはない。…そうか、エンドウには悪い子としたな…」
「エンドウ…」
「エンドウ…」
「……」
「……お悔やみ申し上げる」


「…なんでお通夜みたいな空気になってんのよ?」
「あ、そっか。悪いダリア。すっかり忘れてた」
「呼んでおいて忘れないで頂戴」
「今日のジャララジは、ゲストにダリアを迎えてお送りする、エンドウ追悼スペシャルです。DJは、ジャラヒ・ワートン。みんな、今日も最後までよろしく」
「そんな湿っぽい回に呼ばないでほしいわね…」
「ちなみに次回からこの放送、ダリアのだりだりだーりん♪になるってほんと?」
「知らないし聞いてないしやらないわよ」
「…っく。ライバル番組か」
「やらないってば」
「さて、ここで一曲。黒桜ダリアのデビューシングル『暗殺チェリー』」
「は??」
「POPでロックな曲にのせて、クールでハスキーな声が高らかに歌い上げる恋心。とてもかっこいい」
「ちょ、ま、まって、違う。違うわよ??」
「わかってる」
「わかってるさ」
「違うって!これ、私じゃないわ!私の声に似てるけど、私はこんなの歌わないから!」
「わかってるって」
「そうさ。ダリアがこんなに歌が上手いはずがない」
「カスタネットすら満足に叩けないだろ?」
「トライアングルも無理だった」
「手拍子すら難しすぎて半泣きだし」
「あー、リオに子守唄うたおうとして泣かせてたっけ」
「大丈夫だ。ダリア、おまえがこんなの歌えるはずがない」
「最近の合成音声って上手く出来てるなー」
「これたぶん、おれの兄貴の技術だ。こういうの研究してた」
「あ、あんたたちねえ…!」
「はいはい。話し進めようぜ。さて、そろそろ英雄戦だな」
「英雄戦かあ、今週はちょっと他の世界での用事があって、参加できないのが残念だ…」
「部隊長やってるのに他の世界の用事って、何があるのよ」
「あ、ダリア、それツッコまないほうがいいやつ」
「ああ、ベルゼブブのやつが蛇より蠅の方が可愛いっていうから、絶対蛇の方が可愛いし、こうなったらミス蛇蠅キューティコンテストをしようってことになって」
「べ、ベルゼ??」
「魔界の蠅の王だよ。蠅を愛してるって言うくせに蠅料理が大好物っていう変な奴なんだ」
「へ、へえ…」
「だからツッコむべきじゃねえって言っただろ」
「おれは愛する蛇を食べることなんてできない。蛇は仲間だ。(きゅー、とロイの腰元で音がして)ああ、ありがとうカトちゃん。たとえ餓死しても、君を食べるなんて、おれにはできないよ」
「で、英雄戦。噂じゃあ、今回は5カ国対決ってわけじゃないみたいだな」
「共同戦線になるって聞いたわ。どうやら、敵、がいるみたいね」
「昨日の敵と手を取り合って新たな敵を打ち砕く…!やばい。燃えるな。そんなときになんでおれは…い、いや、キューティ対決も負けるわけにはいかないから仕方ないんだけども…」
「他国の英雄さんたちに、恥さらさずにすんだんじゃね?」
「おまえならそうだろうな」
「はあ?」
「いつもと違うフェネクスも、各地で見かけられてるみたいだし。どうやら、色々とおもしろくなりそうね。たのしみだわ」
「あれな。焼き鳥食べ放題って楽しみにしてたのに、偽者?なのかな、焼いても鳥じゃなかった。悔しい。この悲しみは許してはならない」
「そこかよ。まーいいや、さて、リクエスト来てるから1曲流すぞ。EREKIで月光蝶~女の子編~」
愛娘マキへの愛を淡々と歌い上げる演歌。マキの名前が23箇所入っている。
紛れもなく演歌なのに、感情の一切を排除し歌い上げる男の歌声。
感情が排除された分、聞き手の心にストレートに染み入ってくる。
上手い。
「……」
「…あ、あれ、かける曲間違えたかな??」
「い、いや、あってるぜ。EREKIで月光蝶。うん、音源名もあってる」
「演歌??」
「ビジュアル系かなって思ったらまさかの演歌。マキちゃんの名前がこんだけ入ってるってことは、EREKIってエレキだろ。あいつ今どこいるんだっけ。最近見ねーけど」
「セフィドで見たぞ。元気そうだった。」
「元気ならいいんだけど。リクエストありがとうエレキ。マキちゃんは強く生きてください」
「えー、この番組では他にもリクエストをお待ちしてます。歌手名、曲名、曲エピソードを添えて赤雫☆激団までどーぞ」
「さて、次は…突撃…え、この企画まだ続けんの?」
「あたりまえだ。そのためにダリアを呼んだんだろ。次は、人気コーナー『突撃!ダンジョン肉』第2回目です!」
「…そのために呼ばれたの?」
「いやあ、試食者一人っていうのもさ。せっかくならみんなに食べてもらいたいし。前回の『呪いのどうかくに』も大人気でさ、あの放送のあと、みんなにも食べてもらったんだけど、みんな美味しいって」
「あんたの友人って化け物揃いだものね」
「その発言は自分に跳ね返るからやめたほうがいいぞ?」
「ってわけでえーっと、今日の食材?なんだっけ。まともなもので頼みたい。まともなもんなんてねえ気もするが」
「食材は、今回は提供してくれた人がいるんだ!ありがとうナスカ!今日の食材は、ホー」
「ちょっと待てちょっと待て!!」
「ん??」
「ナスカでホー…って嫌な予感しかしねえんだが」
「??何言ってるんだ。ナスカが、ダンジョン肉調理ならお手伝いしますって、よこしてくれたんだぞ」
「なあ、それってさ、ナスカのとこのお手伝いさんが、調理を手伝ってくれるって、ことだと思うんだけどさ、あそこのお手伝いさん、料理も凄腕って聞くし。で、おまえ、まさか…」
「お手伝いさん?ナスカがホーント1匹食材としてよこしてくれたんだが」
「やっぱりー!!!」
「ってわけで、今日の食材はホーントです!」
「お手伝いさーーん!!!」
「さすが英雄常連ナスカ!よこしてくれた肉も活きの良いホーントで!おれも調理のし甲斐があります!」
「うわああ」
「…そもそも、ホーントって食べられるの?というか、肉はあるのかしら…?いわゆるアンデッドでしょう?」
「まあまあ、見てなよ。今日はホーントの!『ホーント美味い焼きホーント』を作るぞ!」
「ホーントってことしか伝わらねえ」
「さて、今日の食材担当ホーントさん。身を少しもらっていいかな!」
「……」
「ホーントの身とは」
「食材に問いかけることじゃないわよね」
「え、部位?おれはハツが好きだけど…さすがに死んじゃう?じゃあ、セセリとモモで!」
「ホーントのモモ?」
「足があるなんて初耳ね」
「……」
「ありがとうホーントさん!あ、ホーントは心臓さえ取られなければ再生出来るから、いくらでも食べられるんだよ」
「(ゆらめく)」
「なんかあのホーント、さっきより少しやつれてるんだけど」
「だ、大丈夫か、無理するなよホーント」
「んーちょっと量少ないかな、今日はダリアもいるし。ホーントさん、肝と腕と、このへんの皮ももらえるかな」
「鬼か!」
「(透けつつ)」
「…帰ったほうがいいんじゃない?」
「(頷いて消える)」
「あ、ありがとう!これで充分だよ。帰っちゃったか。ホーントくんにも食べてもらいたかったんだけど」
「共喰いさせる気か」
「部位は揃ったから、調理するよ。ホーントは、そのまま焼いて塩かタレを掛けて食べるのが一番!でも、ちょっと工夫がいるんだ」
「なあ、そのホーントの腕動いてない?」
「まず、ホーントの肉のアク抜きをします。そのまま食べたらホーントになっちゃうからね。ホーント怖い。なんちゃって…」
「肉、なあ…(青く光る腕?を見ながら)」
「そもそもホーントって触れるの?」
「おまえ触ってみろよそれ」
「いやよ」
「ホーントの魔力と同じ周波数の魔力で中和すると、アクが抜けるよ。ぴったり同じ周波数にすることがコツ。こっちが強いと、ホーントが消えちゃうから、気をつけて」
「周波数?」
「いちいちツッコむと疲れるぞ。おれ串用意してくるわ」
「こうやって、ほら。周波数合わせてアク抜きすると実体化するんだ。これで誰でも触れるよ」
「紫の物体が…ぶよぶよしてるけれど、…肉?」
「ここから解体!モモと、手羽先と、せせりと、砂肝と、そのエンガワ。あと皮は…よし、ほら、ここのしゅわーって出てるホーントの瘴気。これを超高温魔力で一瞬で焼くと、こういう細い塊ができるんだ。これが皮」
「……」
「…あ、肝に良い瘴気がついてる。この銀色に光る瘴気は珍しいな。さすがナスカのホーントさんだ。銀皮。すごく美味いよこれ。わーやっぱりこんなに上質な肉ばかりだと、ハツも欲しくなるよね。ホーントさん、心臓取らせてくれないかなあ」
「……」
「ってそれじゃホーントさん死んじゃうよ!ホーント困った。なんちゃって」
「……」
「さて、これを串に刺します。串、まだかな。はやくしろよジャラヒ」
「私一人でツッコミは無理だったわ。早く帰って来なさいジャラヒ」
「あ?へい、串」
「遅いぞヤンキー」
「遅いわ」
「あー、ホーントが渡すの忘れてたって、これ。もらってきた。なんだ?一升瓶?」
「こ、これは!!ホーントの瘴気酒!!!すごいよこれ!!ホーントの瘴気を濃縮した、ホーントのホーントによるホーントのためのホーント秘蔵酒だよ!!わー、うれしいな」
「おれらはホーントではない」
「あとで礼を言わなきゃな、ホーントさんとナスカに!」
「アホか。我が身を食われて礼を言われるって、あのホーントの気持ちも考えてみろよ」
「アンパ●マンも、美味しく食べられて嬉しいって言ってたから、嬉しいんじゃないか?」
「そ、そっか。今度西川んとこのカレーパンに聞いてみよう」
「……」
「ってことで、串に刺して、あとは焼いたら完成!どうだ!美味しそうだろ!」
「美味しそう…?紫色のぶよぶよした塊…」
「なんかすっげえ香ばしい匂いはするな」
「ふっふっふ。炭火焼き。いいよな~。ちょっと桜チップも入れてみた。なかなか風流だろ。焼いていくから、出来たもんから食ってっていいぞ~」
「まあ、前回の呪いの銅貨よりはマシだな。いただくか…」
「マシなの?たしかに、匂いは…悪くないけれど…」
「まあまあ、食べてみなよ。はい、せせり。塩ふっといたよ」
「それ、うちの中で言わないほうがいいわよ。鳥たちが泣くわ。(*赤雫★激団ペットその3三女セセリ。趣味は筋トレ鳥)」
「いまさらだろそれ。あ、おれはモモでいいや。タレ?だっけ」
「酒もあるぞ。注ごうか」
「いや、いい。仕事中だしな」
「まあまあ、遠慮せず」
「いらんって。それホーント酒だろ」
「秘蔵の酒だぞ?」
「悪い予感しかしねえんだよ!って、勝手に注ぐな!やめろって、」
「ダリア、押さえてて」
「わかったわ」
「うえ!なにこれすげえ甘ええ!!」
「……」
「ん?ホーント?忘れ物か?また食われるぞ?危ないから帰ったほうがいいって。心臓まで食われるぞ。ナスカの命令をきくのもいいが、自分の身は自分で守れよ?まさか、おまえも食いたいの?」
「…ぽ///」
「?????え?あ?ホーント??な、なんだうああああ寄るなあああ」
「どうやら、ホーントが食いたいのはジャラヒだったみたいだな!」
「なななな、なんで急に!舐めるなああああ」
「…あの酒のせい?」
「ホーントのホーントによるホーントのための酒だからなあ。今のジャラヒはホーントよりもホーントにほんと近い」
「食われるううう」
「大丈夫だ、好かれてるんだよジャラヒ。よかったな」
「よくねえよ!」
「ってことでオチがついたので、今日はこのへんで!今夜もロイTonight。お相手は岸辺ロイ。と、ホーントに食われるほど愛される運命を背負ったジャラヒ・ワートン」
「てめえ覚えてろよ!!」
「…私、いた意味あったのかしら…。ダリアよ。えっと、来期は部隊長だから、よろしく」
「ってわけで、また次回!」
「だから!そこはだめだって!こら、ホーンt」
「…そもそも、ホーントって食べられるの?というか、肉はあるの?」
2018-11-13 : SS : コメント : 0 :
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キアンさん

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ナスカさん

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2018-01-15 : 依頼絵など : コメント : 0 :
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